夢の中に住む人

日々の生活で気になったことなど

夏休み子ども科学電話相談(8/1)その3

8/1放送分 その3

 

Q
立ってるときはイスを持ち上げられるのに、座っているイスを自分で持ち上げられないのはどうしてですか?
A
・椅子を持ち上げるのには、何か支えになるものがどうしても必要なんです。椅子に座った時に足が地面についてなくても、台を使って足が台についたら椅子を持ち上げられますよ。
・力が働くとか働かないと言ったりするんですが、これに支えがすごく大事になってくるんですねぇ。これは高学年のてことかで勉強するんですが…でもそういうことに気がつくってとっても大切で。

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夏休み子ども科学電話相談(8/1)その2

8/1放送分 その2

 

Q
ヤゴを飼うとしたらどのようなことに気を付けて飼えばいいですか?
A
・肉食だから一匹ずつで飼ってるのはばっちり。エサも水汚れちゃうからやりすぎない。水は底から5センチくらいで、汚れたらすぐかえてオッケー。底に魚飼うときの砂利を敷いておいてもいいかも。隙間にすんでる微生物がちょっとずつだけど水を綺麗にしてくれる。
・あかむしはユスリカの幼虫で、それが育ったら大変だから親になりにくい薬を使ってる場合がある。それが原因の場合もあるけど、薬使ってないときもあるから絶対じゃない。先生でも、うまくいくときもあればダメになっちゃうときもある。
・トンボになるときに、羽を伸ばせるような枝とかないと、グッチャグチャになっちゃうからね。
・「飼ってた場所が洗面所で、お母さんが塩素系の洗剤を使ってたんですが関係はありますか?」発生した塩素が水に大量に溶け込んでたら影響あるけど、ものすごく頻繁に使ってるとかじゃなければたぶんそれは問題ないもし心配だったらエア(ぶくぶく)を入れとくとよい。

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夏休み子ども科学電話相談(8/1)その1

8/1放送分 その1

 

Q
ハリガネムシはどうやってカマキリを操るのですか?操られないようにするにはどうすればいいのですか?
A
ハリガネムシに操られないようにするにはハリガネムシを取り出すしかないんです。でも今の僕らの技術ではカマキリから取り出すのは難しいかな。
ハリガネムシはねぇ、実はね、お水の中で卵を産むの。そのかえった卵から幼体が出てくるの。トンボ、カゲロウ、カワゲラ…飛んでる虫のおなかの中に幼体が入って、肉食の生き物につかまって食べられて、そのおなかに移動して初めて、大人になることができるのね。
ハリガネムシはねお水の中で卵を産むの。細ーい不思議な生きものでしょう。類線形(るいせんけい)というね。一応オスメスあるみたいやんか。
・カマキリの神経を少しずつおかしくしちゃって、お水のほうへ向かうように操作しちゃう。物質はわかってないけど。
ハリガネムシは敏感で、雨でカマキリのお腹から出てくる。

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夏休み子ども科学電話相談(7/31)その3

7/31放送分 その3

 

Q
ミツバチが近くの電柱にいてスズメバチと戦っています。なぜ逃げないんですか?
A
・結論から言うとダメかもしんない…
・ミツバチって家族が増えたら家族を分けちゃうの。
・巣の中がいっぱいになったら、新しい女王蜂が出てきたときに家族をふたつに分けちゃうの。そうやって仲間を増やす。
・千や二千の集団でもスズメバチにやられちゃうことがあるのよ。セイヨウミツバチは外国から来たやつで、対抗する手段を持ってない。持ってるという報告もあるんだけど、弱い集団なのね。
スズメバチがいたら10mは離れよう。

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夏休み子ども科学電話相談(7/31)その2

7/31放送分 その2

 

Q
アメンボはどこで赤ちゃんを産むんですか?
A
・アメンボは陸地じゃなくて水中で卵を生む。
・陸じゃなくって、お水のところに卵産むの。お水の中にもね、草が生えてたりするでしょ?そういうね、葉っぱにくっつけてみたりとかー、石とかさー、枯れた木とか。
・アメンボのお母さんは一生懸命お水の中にもぐって、卵をいっぱい塊で産み付けます。
・アメンボはどこで寝てるか? →流れのゆるい所や石にくっついて寝てる。

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夏休み子ども科学電話相談(7/31)その1

7/31放送分 その1

 

Q
季節の花はなぜ季節がちがうと枯れちゃうんですか?
A
・花ってね、いつの季節に咲くかはだいたいふたつに分けられるの。春と秋ね。春に咲く花分かりますか?菜の花とかやね。秋に咲くのは菊やコスモス。
・春に咲く植物は、夏の暑さが大嫌い。その代わりに種を作って種で夏の暑さをとおりこす。
・花は夜の長さをはかってるの。
・年の終わりの冬至の日がいちばん夜が長くなるの。いちばん寒くなるのは2月だよね。ということは夜の長さの変化は、季節の変化を2ヶ月先取りしてるの。
・紫陽花は植物ではなく樹木になります。紫陽花はまえのとしの秋に花を作ります。樹木類は研究が難しくてされてないんです。だからはっきりしたことはいえません。でも植物類はしっかりわかってます。

 

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夏休み子ども科学電話相談(7/28)その2

7/28放送分 その2

 

Q
織姫と彦星はなんで1年に1回しか逢わないんですか?
A
・どのくらい離れているか調べた人がいるんだけど、15光年離れてる。だから一晩ではとても行けないんだね。だけど人間の気持ちはとっても強いから、きっとそこを超えるということなんだね。
北極星はほとんど動かないお行儀のよい星。
・織姫と彦星は15光年離れてるけど、お父さんの北極星は400光年離れてる。お父さんから見たらけっこう近くて仲良し。
・七夕のお話を読んでみて。彦星が仕事せず織姫父の北極星が怒り二人を天の川の両岸に離した。仙台の七夕8/7、旧暦の七夕8/28もあり年に三回会えるとも考えられる。400光年離れた北極星に比べ15光年は近い?

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夏休み子ども科学電話相談(7/28)その1

7/28放送分 その1

 

Q
なぜバッタにはサナギがないのですか?
A
・脱皮をするためにはごちゃごちゃ複雑な形よりも単純なかたちのほうが脱ぎやすいやん。だからイモムシくんを早く大人にしてやるにはそっちのがいいんです。
・(バッタは複雑だから)ちょっと成虫になるのに期間がかかるよ。でもモンシロチョウは(青虫が単純な形だから)早く大人になることができる。バッタのいいところは、早く逃げることができる。
完全変態「昆虫が卵・幼生のほかにさなぎの段階を経てから成虫になること」
・不完全変態「はねや外部生殖器の原基がすでに幼虫期から外部に現れ、蛹さなぎの時期がなく脱皮のたびに成虫の形に近づくもの」

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夏休み子ども科学電話相談(7/27)その3

7/27放送分 その3

 

Q
噴水のオタマジャクシのそばにお母さんがいないのはなぜ?
A
・たぶんボーイが見たのはヒキガエル。このヒキガエルは夜行性で昼間の間は雑木林とか緑のあるところに潜んでいる。
ヒキガエル、大きいやつ17センチもある。
・昔の人はガマガエルと言っていたのがヒキガエルなんです。ヒキガエルは夜しか姿を見ることは難しいのです。そしてグループで卵を産みます。森の中とか、普段いるところより15kmも離れたところから来て、お父さんとお母さんのカエルは卵をうむ準備するんだ。その時ゲコゲコ泣くのでガマ合戦という。

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夏休み子ども科学電話相談(7/27)その2

7/27放送分 その2

 

Q
なぜ人間はサルから進化したんですか?
A
・人間の仲間をヒト科っていう。
・たちの祖先をずーっとずーっと辿っていくとオランウータンと別れたんですね。それが1400万年前。
・それからしばらくして、今から1000万年前くらいにゴリラが別れたんですね。700万年前くらいにチンパンジーとヒトが別れたんだって。それは住んでる地球の環境が変わっていくわけね。暑くなったり寒くなったり、今まで森だったところが草原になったり。
・人間がうまれたのはアフリカなんですね。
・その間に森が草原になってしまった。森にチンパンジーが残って、人間は草原に残って、草原では、立ち上がらないと、遠くが見えないので、人間は立ち上がって歩くようになった。
・立って歩くようになった人間は、脳が発達していって、頭が良い動物になったの。環境の変化によって、色々な猿がそれに合うように進化して行ったんだ。
・それで道具を使ったり言葉をしゃべったり、どんどん俗に言う頭のいい動物になっていって、知能が発達していった。

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