夢の中に住む人

日々の生活で気になったことなど

夏休み子ども科学電話相談(7/26)その2

7/26放送分 その2

 

Q
夏休みの自由研究で動くロボットを作りたいのですがどんな材料で作ればいいですか?
A
・まずはスケッチをかいてみるといい。作るときは設計図のようなものをかきます。好きなように書いていいとおもいます。自分がわかればいいので。
・電池とモーターはあったほうがいい。モーターはそのままだとビュンビュン回っちゃうので、歯車を使ってスピードをゆっくりにします。モーターと歯車が一緒になったギヤボックスというのがね、今売られていますので、それを買ってきて使うといい。
・ギアボックスは家電屋さんとかにあるので、それを買ってきて部品を付けてやってみると、難しいところはたくさんそこから見えてくる。材料でオススメなのは、発泡塩ビ板。ホームセンターとかにあります。軽く、切ったり貼ったりしやすい材料。

 

 

Q
昆虫はなんでカラダが3つに分かれているんですか?
A
・三つに分かれている理由というのは、わかってない。
たまたまこのグループは世界で大成功している。

 

Q
なんで月と星は同じ宇宙にあるのに色や形が違うんですか?
A
・月っていう星は、宇宙でいちばん地球に近いところにある星。星座の星はうーんとうーんとうーんと遠いところにある。
・月と星は同じ宇宙にあるんだけど、月は地球のうーんと近くにあるので大きいし、太陽の光を反射しているところがよく見える。星も本当はひとつひとつ違う。

 

Q
カルガモ留鳥(りゅうちょう)なんですか?
A
カルガモ留鳥です。
・渡り鳥に比べて動かないのを留鳥という。でも留鳥も場所によっては移動する。北海道のカルガモはもっとあたたかい場所へ移動したりする。
葛西臨海公園でもカルガモの数を数えている。冬は少なくなるけど夏は数が多くなる。だいたいその辺りにはいるんだけど、少しの距離は移動する。
・もしかしたらもっとあったかい場所へ移動しているかも知れないし、もっとエサのある場所へ行っているかも知れない。どこに行っているか、それはちょっと難しい。

 

Q
ロボットを作るときにどうやって言葉や身振り手振りをおしえるんですか?
A
・ひとつはプログラミング。パソコンやタブレットを使って、こう言われたらこう動くとか、こうなったらこうしましょうとたくさん教えておくことが出来ます。
・しかしひとつ欠点があって、そうやってどんどん頑張って教えていこうと思うととってもたくさんのプログラムを書かなくてはいけない。なのでいろんなロボットが、みんなで一緒に使ったら良さそうですよね。その方法がひとつ。
・もう一つが、人の力を借りずに自分で勉強してほしいなという方法。人がどうやって動いているか見て、こうやって返事をかえすことが多いなとかそういうことを勉強する。ロボットが自分で賢くなっていってくれるので、ひとつずつプログラムを書く必要が無くなります。

 

Q
昆虫はどうやって音を聴いているんですか? 耳はどこにあるのですか?
A
・音というのは周りの世界を感じるためのセンサー。空気を伝わる振動とか葉っぱの上に物が乗っていることを感じる、そういうとこからスタートし、それが途中で、これオスとメスの相手を見つける合図にも使えるんじゃないかと気付いた。
・ファーブル昆虫記のなかに、セミに太鼓の音を聞かせたというのが出てくるが、セミも自分が聞こえる音の高さが分かっているので、その音の高さにだけうまく反応してる。
・コオロギさんは前あしのところに耳、人間でいう耳、つまり音を感じる仕組みが付いている。人間の場合は頭のところに決まっているけど昆虫は種類によって違っている。だから見つけにくい。分かりにくい。
・音ではないですが、体毛で震えを感じるものもある。夜飛ぶ蛾はコウモリの音を聞き分けて逃げる。

 

Q
宇宙で宇宙人がいそうな星はみつかっているんですか?
A
・いそうな星がみつかってるんですよーーーーーなにかいるんじゃないかなーーて星が39光年先に7つの星発見されましたーてニュースありましたよね、最近発見されてるんですよ。
ハビタブルゾーン「宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている天文学上の領域。ゴルディロックスゾーン (GZ: Goldilocks zone) とも呼ばれる。日本語では「生命居住可能領域」と呼ばれる。」

 

Q
スズメやカラスが死んでいるところを見たことがないのですが、どこで死んでいるのですか?
A
・いろんなところで死んでます。
・死んじゃった鳥を食べる生きものがいる。カラスが食べたりネコが食べたり、最近はタヌキとか。アライグマとか。そういう生きものが食べちゃう。人間が見つけるよりも早く。
・お肉を食べるので羽とかは残っているんだけど、羽は軽いから飛んでっちゃう。だから痕跡が残らない。

 

Q
そうじロボットはなぜ四角ではなく円い形が多いのですか?
A
掃除ロボットはいろんなものにぶつかって動く。邪魔なものに乗り上げちゃうから、みんなが床を綺麗にする。人間も掃除をするようになる。
掃除ロボットはひんぱんに向きを変えなくちゃいけない。極端な話、細長い形だったら周りのものをなぎ倒していく。丸いとその場でそのまま向きを変えられる。丸だと欠点もあって、角っこのゴミが取れない。だから敢えて三角のロボットもある。

 

Q
なぜセミは枝の先の方で脱皮をするのですか?
A
・羽化をしたら羽根を伸ばさないといけない。地面のうえだったらグチャグチャになってしまう。あんまりウロウロする時間がなくてせいぜい1時間。たまたま枝の先まで行ってしまったら、もう引き返さなくてそこでいいやと。
・最後の脱皮はそれだけ繊細なんですね。最後の脱皮までいったらもう引き返せない。
・本当は1時間くらいの間、安定して干したりしてしっかり羽化ができるところがいい。幹のほうがいいと思う。

 

感想
虫系の質問はいつの時代もあるけれど、ロボットなんかの質問は今的だなーと思った。

カルガモ留鳥なんて初めて聞きましたわ。