夢の中に住む人

日々の生活で気になったことなど

夏休み子ども科学電話相談(7/27)その1

7/27放送分 その1

 

Q
蝶の鱗粉は水に濡れても落ちないのに手で触ると取れるのはどうして?
A
・万が一チョウの羽根に雨粒がぽこっと当たっても、ぽろぽろと落としてくれる、鱗粉はそんな役割をしている。私たちの力のがずっと強いので、それで落ちてしまう。
・捕まえても羽根にはきつく触らないようにしたほうがチョウにとってはいいんですよ。強く触りすぎるとどうしても落ちてしまう。そういう毛の仲間と、毛が変化したものと言われています。幼虫の時の老廃物を変化させたものとも言われていて全く無駄がない。

 

 

Q
なんで人間しか言葉を話せないの?
A
・人間は喋りやすい舌の形?働き?をしているので、人間は喋れるんですね。
・ひとつは、体のつくりが人間は言葉をしゃべれるようになってるんですね。声帯があって、あと人間の舌が柔らかくて器用に動くんですね。器用に動くことによっていろんな音を出すことができる。
・もうひとつ大切なことは頭なんですね。脳みそ。脳がいろんな命令を出しているんですね。それを耳が聞いていま何て言っているのかなって分かるんですね。自分が言ったことに対して、いま何を言ったか理解しないと伝わらない。
・たとえば猫同士だっていろんなお話し合いをしてると思うんです。猫があったとき顔をくっつけあったり。ネコがくっついてきたりしませんか?それはこんにちはって言ってるんです。

 

Q
金魚のお腹が大きいのはご飯の食べ過ぎか卵が入っているからなのか教えて。
A
・卵だと、水槽の中にいる2匹の金魚がオスとメスであることが重要なんだけど、オスとメスを見分けるのは実はすごく難しい。
・金魚の背びれ、胸ビレに白いポツポツ。星っていうんだけど、人間でいうニキビね!外から見ても分かるほどポツポツになる。これがあると金魚のオス。メスのお腹をつんつんーって突っつくよ!そろそろ卵を産む時期だよーつんつんーって。
・大事なのはオスとメスが両方いることなの。エサのやり過ぎは水を汚すし金魚の寿命を短くするので注意してね。

 

Q
雲は晴れていると白いのに雨が降る前には黒くなるのはなぜですか?
A
・太陽が出ているときに雲が白いのは、太陽の光をたくさん跳ね返すから。
・雲の色は太陽の光の量で見える色が変わる。雨がふる前は雲が厚くて太陽の光が少なくなるから、黒っぽく見える。

 

Q
虫と虫は会話ができますか?
A
・こおろぎが鳴いてるのは、オスがメスに呼びかけてるんだよね。もうひとつは、オスどうしでここからでてけーと鳴いて、相手を追い出すとまた別の鳴き方します。
・お話というのは私たちのような方法ではないんだけど、相手に伝えるということをいろんなやりかたでしている。
・ごきぶりは、匂いでここは安全だよと集まってくらしているんです。こういうのもお話してるといえるかも。
・音だけじゃなくニオイも合図として考えていいと思います。
・植物もお話をしている。たとえば葉っぱが齧られると、齧られているというにおいを出して、それでイモムシの寄生バチが寄ってきたりするんです。

 

Q
猫やライオンの目はなぜ夜になると光るのですか?
A
・網膜の後ろに光を反射するレンズがあるから。
・レンズから入った光が集まって光を感じるところにあたる。その奥に反射するところがある。それがあると、目の中で反射して、2重に明るく見える!(ちょっとぼやけるらしいけど)
・光を反射するタペタムというものが猫にはある 昼間は周りが明るいから光って見えない。
・夜行性の動物は夜でも見えるように網膜の後ろに光を反射するタペタムという仕組み?機関?がある。タペタムがあるから目が光る。哺乳類はタペタムがないから赤目になる。

 

Q
ウロコのある魚とない魚がいるのはどうして?
A
・魚には、鱗で覆われた魚と、ない魚と、部分的に鱗がある魚がいるんだ。鱗は皮膚が変化してできてるんだ。
・ウロコは皮膚が変化したものなのね。天敵にかぶりつかれたときにウロコでつるってすべっちゃうこともあるのね。
・鱗があると、取ろうとすると、鱗が取れちゃって、魚が逃げちゃうことがある。体に寄生虫が入り込みにくくしたりする役目がある。お腹の下の鱗はザラザラしてる。
・フグはヌルヌルしてるでしょう、あれで体を守ってるの。スピードが早く泳ぐ魚には鱗がない。鱗には色々な役目があるんだね。
・正確にいうと住んでる場所によって鱗が発達したりしなかったりということなんです。

 

Q
なぜ気象予報士は天気が分かるのか教えて。
A
・もう頭抱えて大変なんですよ苦労して予報しています。
・空や雲の様子で自分で天気の予想を立てることもできるんですよ。
気象予報士の試験は年齢制限がなくて子供でも受けられる。
・天気図が読めなくても、空を見て雲が多いと雨が降りそうだなとかわかる。

 

Q
どうしてアゲハ蝶はみかんの木にしか卵を産まないんですか?
A
・孵ってから幼虫が食べやすいように、卵が黄色だから見つかりにくいように。
・なるべく別々の木に卵を産み付けたいけど、やむをえず同じ木にいくつも卵を産んじゃうこともあるアゲハチョウのメス。
・アゲハチョウの卵の天敵はアリ。
・幼虫になると天敵は鳥。
・みかんの葉かどうか確かめるために蝶の前足にはニオイを嗅ぎ分けるセンサーがついている。

 

感想

・人も虫もコミュニケーションがないと子孫残せないだろうから必然的に生き物はなにかしらの会話ができているんだろうなぁ。
・天気予報が見れるだけで感謝ですよ。
・生命は生きるためにいろいろ進化したとわかる質問が多数でしたね。