夢の中に住む人

日々の生活で気になったことなど

夏休み子ども科学電話相談(7/28)その2

7/28放送分 その2

 

Q
織姫と彦星はなんで1年に1回しか逢わないんですか?
A
・どのくらい離れているか調べた人がいるんだけど、15光年離れてる。だから一晩ではとても行けないんだね。だけど人間の気持ちはとっても強いから、きっとそこを超えるということなんだね。
北極星はほとんど動かないお行儀のよい星。
・織姫と彦星は15光年離れてるけど、お父さんの北極星は400光年離れてる。お父さんから見たらけっこう近くて仲良し。
・七夕のお話を読んでみて。彦星が仕事せず織姫父の北極星が怒り二人を天の川の両岸に離した。仙台の七夕8/7、旧暦の七夕8/28もあり年に三回会えるとも考えられる。400光年離れた北極星に比べ15光年は近い?

 

 

Q
トマトの種はどうして食べられるんですか?
A
・食べた種はどうなっちゃうと思う?あのね、トマトってね、赤い色でね、鳥だとか獣だとかに合図を送ってるの。食べてもらいたいの!
・種はね、動物のうんちの中に出てきちゃうんだ!食べてもらって別の場所にうんちを落としてもらうと、種がお母さんの植物から離れた場所に運ばれるよね?わざと実を食べてもらって、あちこちにばらまかせてもらってるの。
・私たちのほうから見れば、トマトの種は小ちゃいので飲み込むのも気にならない。動物のお腹の中にうまくツルルン!と飛び込むように、タネのまわりがチュルチュルっとしている。
・他の種もそのまんまお腹の中を通り抜けてしまうだけなので、お腹の中で芽がでることは無いです。梅干しの種なんかは飲み込みにくいけどね。

 

Q
なんで鳥の羽には色がついているんですか?
A
・この鳥は男の子、この鳥は女の子とわかりやすくするために色がついていて、それぞれ違った色になっている。大人と子供がわかるようにも色がついている。仲間かどうかを見分けるためにも色がついている。
・すずめなどは草むらに入るとわかりにくい。敵に見つかりにくくなるために茶色の色がついている。
・大人のカモメは白くて綺麗なんだけど、子供のカモメは茶色いの。人間が見ても分かる。そういうのをちゃんと見るために鳥は目もよくなっているんですね。

 

Q
どうしてセミは長く鳴くことができるんですか?
A
・ずーっと鳴き続けるなんてすごい能力だよってこと。人間の体というのは100mを全力で走ったあとは疲れてしまって力が出ない。ところが昆虫というのはそれが出来る。
・虫はおなかの穴から呼吸している。その効率がよくて、疲れ知らずの体を持っている。
・疲れたなあ…みたいな感覚は昆虫にはあんまりない。

 

Q
宇宙が138億年前に誕生したけど、その前は何があったんですか?
A
・宇宙ってのはこの世の中全てを指す言葉なんだよ。
・宇宙のすべてのものが針の先よりももっと小さいところにギュッと集まってたんだって。
・宇宙は「膨張している」
・空間のないところには何も存在できない。
・なにかのきっかけで広がり始めた広がり始めたところが「空間」だから、その前には何にも無かった、って考えられてる。

 

Q
冬虫夏草はどうやってできるのですか? キノコが生えると虫はどうやって死ぬのですか?
A
・いろんな虫に生えるもの全般を冬虫夏草と呼ぶ。
・葉っぱのうえにとまってるトンボが死んじゃって、そこからニョキニョキってキノコが生えたりするものもあります。寄生って分かるかな?虫に入ってその養分を横取りして大きくなる。
・生きている虫にキノコの胞子がくっついて、養分を横取りして、キノコの菌糸でいっぱいになって虫は死んじゃう。そしてまた胞子を作って増えて行く。都心の公園のなかでも見られることがある。
・探すとなると、木が茂っていて、落ち葉がたくさん積もっていて、湿り気があるような場所。そういうところの、湿って暖かな季節。6月とか7月とか。私がよく見るのは、クモタケ。

 

Q
なんでペンギンは鳥なのに羽がヒレになっていて飛べないんですか?
A
・魚を捕るときにヒレが必要だよね。翼をヒレみたいにして魚を捕まえる鳥がいます。結構色んな鳥がね、足を使ったり翼を使ったりして魚をとってます。
・ペンギンは地面に巣を作るから、崖の上とかまで飛んでいく必要が無いだから翼もヒレにして、水中移動に特化させた。

 

Q
蚊に刺されたところを掻くとなんで膨らむんですか?
A
・刺されるときに気がつかれたら困る。うまいこと刺したことをわからんようにするものが口から出てる。
・血を吸うときに違うものが体に入ってきてるんだね。だから痒くなっちゃうんだね。

 

Q
鳥はどうして種を食べてもお腹痛そうではないんですか?
A
・タネがおなかにそのままたまったら痛くなっちゃうかもしれないけどタネはそのままウンチで出ちゃいます。
・鳥によっては、おなかの中で種をつぶしちゃう鳥がいる。お腹の中に砂とか石とかが入ってて、それですりつぶしちゃう。

 

Q
空にあった星がどんなきっかけで流れ星になるのですか?
A
・夏休みはいつもより流れ星が多く見られる季節なんです。今は水瓶座流星群というのがやってきて、いつもより多く見られます。8月の半ばになるとペルセウス座流星群
・うまくすると1時間に2,30個の流れ星が見られます。
・流れ星が雨のように降るのが “流星雨” と言います。何千なんまんと雨のように星が降る。
・流れ星というのは小ちゃな小ちゃな星屑が飛び込んでくるんだよね。どのくらいの大きさだと思う?普通の流れ星はお米の粒くらいちっちゃい小石みたいなものなんだよ。
・マナーの悪いほうき星は自分の出した星屑で宇宙空間を汚しちゃうの、宇宙に交差点ができちゃう。ほうき星が地球にぶつかることも。そうすると地球の空気と衝突する。空気をひゅうっと圧縮すると熱が出るんだよね。
・星屑が空気にぶつかると、空気が圧縮して熱が出る。圧縮熱で、星屑が燃える。それが流れ星。

 

感想
・宇宙は謎だらけ。
冬虫夏草は漢方で有名ですが、よくもまぁこれを食べようと思ったよね・・・
・ペンギンと言えば今話題なのがサンシャイン水族館「天空のペンギン」見たい!!
・蚊に刺されたところをバッテンにするのは私だけじゃないはずだ。