夢の中に住む人

日々の生活で気になったことなど

夏休み子ども科学電話相談(8/2)その1

8/2放送分 その1

 

Q
牛のミルクはどこで作られているんですか?
A
・後ろ足のところに何かぶら下がってたでしょう?おっぱい。れいかちゃんのお母さんだと体の前にあるけど。牛は4つついているの。その大きなふくらみの中で作られてるの。
・ミルクのもとは血なんだよ。血液をミルクに変換させる装置があるんだよ。
・血液にある赤血球という赤いのがミルクにはない。カゼインというタンパク質があるんだけど、これが光を全て反射しちゃうので白いんだよ。

 

 

Q
日本に恐竜の化石はどれくらいあるんですか?
A
・昔は日本では見つからない、といわれてたけど今はたくさん見つかってます。数千とか数万とか。最北端は中川町、最南端は甑島
・名前が付けられた恐竜は7種類いる。
福井県はフクイベナトル、フクイラプトル…。石川県のアルバロホサウルス、兵庫はタンバティタニス。けっこう種類もあるんだ。あと最近北海道で全身骨格が見つかったんだよ。8メートルもあるの。

 

Q
人間は忘れるのにロボットや人工知能が忘れないのはなぜですか?
A
・脳の中につながりができるって事なんだけど。人って忘れるほうがふつうなんで、繰り返すことをしないと忘れていきますってことなんだね。
・強い刺激があると忘れにくい。
人工知能も中には記憶が残ってたり、繋がりがあるんですけど、こっちから何か命令をしないと動かないので、ロボットのほうが忘れっぽいとも言えます。

 

Q
緯度が同じなのに砂漠がある所とない所があるのはどうしてですか?
A
・まずね砂漠になる理由を説明します。赤道ってわかるかな?そこには太陽が当たって上昇気流ができます。それが降りてく場所に高気圧ができるんです。高気圧ができると晴れるよね。だから砂漠が出来やすいんです。
ヒマラヤ山脈って分かります?高い空に風が吹いてくると山にぶつかって南北に分かれるんです。それで日本に梅雨ができるんですね。
・南極も砂漠並みに降水量が少ないんですけどね、砂漠じゃないんだよね!南極は寒いから雪が溶けずに残ってるんだよねーだから砂漠になりません。
・海が遠くて、雨が降らない地域は砂漠になりやすい。
・日本は海に囲まれているので砂漠にはならない。

 

Q
なぜコアラは毒があるユーカリの葉を食べられるの?
A
・コアラの食べるユーカリには青酸が含まれている。でも青酸の少ないのから食べている。コアラの体にはユーカリを解毒して消化する。実際にやっているのはコアラの持っている細菌とかが解毒をしている。生まれたばかりのときは解毒する菌は持っていない。
・コアラの赤ちゃんはお母さんのお腹の袋から出た後、お母さんのお尻に顔を突っ込んでうんこを食べて解毒できる菌を獲得する。
・ウンコ食べるのは他にもいるんだよ。ウサギとか。

 

Q
オビラプトルの仲間なのにギガントラプトルだけおおきくなったのはなぜ?
A
・草食または雑食で草を消化するのに時間をかけるから消化のところの体を大きくする必要があった。なぜギガンラプトルだけかはわかっていない。

 

Q
人はいつまで生きられるんですか?
A
・人がいつ死ぬのかわからない。寿命は少しずつ伸びている。男性115歳、女性122歳くらいまで伸びるのでは?という研究がある。病気にならないと125歳と言われてる。
・でも今は若返りの研究でいつまでか分からなくなってきた。

 

Q
雹(ひょう)はどうやって雲の上でできるのですか?
A
・大きな入道雲、積乱雲からひょうは降る。
・霰というのもありますが、氷の粒が5ミリ以上になると雹って言うんですね。割ると縞模様になってるんですよ、年輪みたいに。
・雹はね、雲の中で何回も上がったり下がったりするんですね。凍って溶けて凍って溶けて、それでどんどん大きく成長してくんですよ。あと雹ってゴツゴツしてたよね。まん丸じゃなかった。不思議な形ですよねぇ。
・埼玉ではかぼちゃ大の雹が降ったことがある。

 

感想
・ミルクはもとは血!!
・うちには植物の幹の化石がある。直径30cmくらいの。
・恐竜の名前ってなかなかぴんと来ないよね・・・
・人の寿命が延びても40代くらいから老化がいろいろでてくるのをなんとかしてほしい。